WCS Developers blog

進捗とか、設定だとか、自分語りとか

【ネタバレ注意】我々クエストのシナリオはどうなったのか?②

 はい、②です。

 ①では最後脱線気味で終わってしまったので(僕の悪癖ですが)、今回は徹頭徹尾解説を意識してやっていきたいと思いますはい。

 では早速リタ様加入後のところから書いていきましょう。

3章:村長の家に盗賊が?巻物って一体何だったの?

 そう、ここは割と行き当たりばったりで考えた部分で、どう説明しようかウンウン唸って考えていたのですが、結局マップやストーリーを増やさずに上手く挿し込むのが無理だったので結局説明せず終わりました。本当にクソゲーだと思いますありがとうございました。

 実はあの探してきてくれいって言うのは方便。どうせ君らのことだからシナリオなんて一ミリも読んでないんだろうけど流石に何の理由付けもなく、じゃあ旅に行ってきますねっていうのはすごい変だなあって思って入れました。

 じゃあ、なぜそんな嘘をついてまであすかっぷ一行を旅に行かせたのか。それは、前記事にある村長の正体がカギになってきます。魔王の手先である村長さんはそれはもう忠実な部下ですから、魔王様の復活を心から望んでいるわけです。なので、どうしても宝玉を破壊したい魔王サイドからすれば、何か口実を付けてあすかっぷ一行を旅立たせて宝玉を守る守護獣を倒させたい。とまあこんな具合で考えていたわけですね。じゃあリタ様の言っていたあすかっぷの記憶云々も嘘だったの?ってなってくるとそれも少し違うんですね。そこらへんはオアシスのところで話そうと思います。

3章:リーヴァ大橋

 この辺から、「我々」感が薄くなっていきます。まず名前ね。適当につけました。個人的にはビッグブリッジを本当に少しだけ意識しました。はい。

 特に裏設定とか小ネタとかはなし。強いて言うなら衛兵のアルゴリズム?を上手く設定するのがとても大変だった。終わり。

3章:クレスケイブ

 これはお馴染み「clessclais」さんから取りました。クレスケイブ。ネーミングはよかったものの、肝心の守護獣が(初期のバランスですら)弱すぎて、なんというか悲しくなった。ただ、それくらいでよかった、というのが後日発覚した真実ではあったのだが。

 ここで初めて出てくる言葉といえば「われわれもーめんと」ですが、これ本当は動画ファイルを流そうとしてたんですよね。でも結局色々やった結果、なぜか再生されなかったので安易な考えで「暗転させてそれっぽく言葉並べておけばいいか」ってなったわけです。ただ、それっぽい言葉を並べはしましたが何の意図もなく置いたわけではないです。

 例えば最初の宝玉が語る勇者がどうとか魔王がどうとか、っていうのはプレイヤーにあすかっぷが勇者であると誤認させるために置いた言葉です。……で隠されている言葉には魔王あすかっぷの名前と勇者である自分自身の名前が書いてある、という風に考えておいてました。

3章:城下町デンデン、りゅーたす城、ダニエル国王。で、国の名前は?

 疑問になった人が一人もいないならこの話はここで終わりw

 いや、ぶっちゃけ決め忘れてたよね。ので、疑問に思った人がいてもここで終わりw

3章:何故城下町の人たちまでいなかったの?手抜き?

 そこは実は意図的な部分があって、この国の王ダニエルというのは本来ならばとても民に親しく接し、常に臣民に城の門を開いて日がな交流を図る賢王だった、のですが、暗黒界(つまり魔王軍)の配下の一人であるクリーウォが実は城に出入りしていた人間に化けていたというのがダニエル国王に大きな衝撃を与えます。故に彼は臣民が信用できなくなり、クリーウォ事件が解決したその後も城には誰にも入れなくなってしまったのです。手抜きです。

3章:何故クリーウォのアジトの人間は話さない?

 これはクリーウォのアジトをくまなく探索した人間ならば分かることですが、マップ右上に一人だけ囚われの身になっている兵士がいます。彼は一人クリーウォに逆らった兵士で、クリーウォが課した無言の禁を破った者です。

 そこへやってきたあすかっぷ一行に彼は何故りゅーたす城の人間が全く話してくれないかを話します。つまり、クリーウォの無言の禁についてです。

 無言の禁とは「言葉を交わさず、文字を交わさなければ命の保証をする」というもので、まぁ言ってしまえば良からぬ企みをしないでねってことですね。はい。

 この兵士くんはクリーウォ戦でのヒントと救済をしてくれます。鉄格子の内側にいるというのにタフな男だと思います。

4章:マーナム洞穴

 ここを4章という区切りにしたかすら覚えてないから本当にここからの手抜き感がばれるんだけど、ここからきっと4章のはず。

 さて、マーナム洞穴という名前に元ネタを求めた人はどれくらいいたでしょうか。きっと2人くらいはいたんじゃないかなって思います。ごめんなさい。元ネタはありません。

 ここの解説はもっぱら宝玉の話になります。それしか話すことはありません。BGMの音量ちいせえんだよ班はいますか?いませんかわかりました。

 では早速宝玉の、われわれもーめんとについての話をしましょう。Vol2ではまだ匂わせる気も何も全くなかったので同じようなことしか言っていませんね。ここもミスリードしか狙ってませんでした。今となってはミスではなく普通のリードですけど。マーナム洞穴終わり。

4章:隣のマップの最初にある村

 ここにはおじいさん一人が住んでいる家があります。それ以外には何もありません。まぁ、おじいさんのセリフにはなんにも意図はないのでここでは触れませんが、このまま触れないのでは流石に悲しくなってしまう要素として、このマップには特殊ジョブがあるよ、というのを明らかにしておきたいと思います。

 前回の記事で後悔公開したジョブリスト、その全てをお蔵入りしたわけではありません。あの中にある2つの特殊ジョブはきちんと実装してあるのです!!!

 ということで、仕込んであるのがこの村。おじいさんからヒントをもらえますが、案山子に話しかけるとゲットできます。

4章:オアシス

 守護獣とまた対戦です。すごいテンポ良いゲームだなあ(棒)。オアシスの宝玉が渡す我々もーめんとは結構重要なことを言います。置換だとか逆行だとか……。これらはひとつひとつ説明します。

  • 置換……置換魔法を指し、本来最初に魔王を征討した勇者である自分(あすかっぷではない)の身体を魔王であるあすかっぷが乗っ取る際に使用した。
  • 逆行……時間逆行魔法を指し、討ち滅ぼされたように見えた魔王が最後の力を振り絞って勇者との身体を入れ替え、時を戻すことにより自らの力を安全に回復させようと策謀した。が、結果2大魔法の代償として自らの記憶を差し出すことになった。

 っていう感じですね。別に箇条書きにしなくても良かったんじゃねえかって思ったんだけどそれはまぁいいでしょう。

 こんな感じで最初に考えていたプランに(この時点で既に崩壊していたけれど)沿って言葉を当てはめてみた次第です。つまり、最初の構想段階ではあすかっぷはあくまで敵であり、主人公である期間は半分だけというシナリオだったわけですね。まぁ、最終的に勇者になっちゃったけど。

 つまり、一応ここの記憶はとても重要なものだったんですね。フラグ管理をガバったせいでここ取らずともゲームクリアできてしまうのだけど(;´・ω・)

最終章:VS 魔王○○~エンディング

 魔王○○(最初に入力した名前)が復活!いよいよ最終決戦だ!っていう時に/N[10]をお見せしたことは大変申し訳なく思ってます。と書いたけどどうせ誰もあの時点でそういう緊迫感とか持ってるとも思えない。

 だが、BGMである『バトルオブオブリビオン』という曲は本当に好きなので好き。ブレイブリーセカンドをよろしく。

 ここまでで大半の未実装設定は語りつくしたと思うので、あとはもう曲とかスタッフろーるとかについて話すしかないですね。

 エンディングテーマはリゼロのED。1話も見てないけど初めて聞いたときに良い曲やなあって思ってitunesで買ってきて使った。すいませんでした。

 スタッフロールがずれている事件の真相。微妙に真ん中がずれているというご指摘は正しい。なぜならスタッフロールは手でスペースを入力して真ん中を調整してたから。自分でも笑っちゃうけど、とりあえず公式ではそうやって作れと指南されていた。

 

 はい、というわけで長くなったけど、以上です。

 ここまで読んでくれた優しい人に感謝と、そして1からゲーム作る人を大募集中です。

 

 じゃあまた、我クエの裏側かなんか書きますのでぜひ。bye.